眠った状態で受ける内視鏡検査
やさしい胃カメラ・大腸カメラ
点滴をし、眠った状態で受けていただく検査です。鎮静剤を入れて意識レベルを落とすことで、苦痛を感じることなく検査が受けられます。圧倒的に楽に検査が受けれますが、デメリットもあります。
鎮静剤は呼吸を抑制したり、循環動態へ影響するため、ご高齢の方や重い呼吸器疾患や循環器疾患をお持ちの方への使用はしにくいですし、そうではない場合にも細心の注意が必要となります。高齢者では、上記に加え誤嚥や覚醒遅延、転倒などのリスクが高まります。
「心臓や肺に病気があったり高齢であると、鎮静剤を使用して眠った状態で受けることはできないのですか?」
というご質問を受けることがあります。
答えは 「正しく行えば検査可能です!」
当院では酸素投与や点滴などを行い、安全に検査が行えるような体制を整えています。血圧や心電図波形、呼吸状態を適宜確認し、細心の注意を払い検査を行います。検査後はゆっくりリカバリールームで休んでいただきます。
過去に内視鏡検査をしたことがあるけど、もう二度と受けたくない、検査は受けたことはないけど不安、恐怖心から検査を受けられない。そういった方は使用をご検討ください。
当院は、より苦痛の少ない、より精度の高い、より安全で確実な内視鏡治療を目指しています。
『みなさまの安全のため』のお願い
鎮静剤使用から1~2時間は安静が必要です。検査後リカバリールームで休んでいただきます。帰宅可能となったあとも眠気が残り、ふらついたりすることがあります。事故にならないよう十分注意されてご帰宅ください。判断能力も低下しておりますので検査当日は終日運転不可となります。重要な判断を必要とするお仕事などもお控えください。ご高齢の方は可能な限りご家族とご一緒にお帰り下さい。
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