梅雨・・・ もうすぐ夏
スタッフから家のお庭に咲いている紫陽花をいただきました。
梅雨は雨が多く、じめじめとして気分が滅入ることもありますが、
きれいな紫陽花があちらこちらで観られるので癒やされます。
ところで、梅雨~夏にかけて食あたりや食中毒が増えるのをご存じですか?
気温もあがり、梅雨のじめじめとした天候の影響もあって、
細菌が繁殖しやすく、腸炎を起こすことが多くなります。
6月に下痢で受診される患者様は多く、
そのうち9名の患者様が細菌性腸炎と診断されました。
5月も含めると14名の患者様がいわゆる「食あたり」でした。
夏になってきて、さらに気温も上がってきますので、食事や
食材の管理には十分きをつけてください。
<2019年5月>
Campylobacter jejuni 1名
病原性大腸菌O-1 2名
病原性大腸菌O-25 1名
病原性大腸菌O-8 1名
<2019年6月>
病原性大腸菌O-1 2名
病原性大腸菌O-6 1名
病原性大腸菌O-25 2名
病原性大腸菌O-125 1名
病原性大腸菌O-128 1名
Campylobacter sputorum 1名
Campylobacter jejuni 1名
<代表的な 菌 or ウイルス と 主な原因食品>
病原性大腸菌:特に牛肉 焼き肉はしっかり火を通しましょう。
サルモネラ:特に鶏卵 生卵を食べたとき。火を通しても卵の殻を触っている場合はリスクがあります。
キャンピロバクター:特に鶏肉 しっかり火を通しましょう。
ノロウイルス:二枚貝(カキ・ハマグリなど)