本日は新型コロナ感染に対しての当院での最新の対策を紹介させていただきます。
以前から対策は講じてますが、最近追加で行ったものや変更したものがあります。
皆様が少しでも安心して通院できる環境に近づけるべく最大限の策を講じていきます。
また、長居してしまうとリスクになるので、可能な限り滞在時間が長くならないように工夫しております。
<追加で講じている最新の感染予防対策について>
ポイント!
●『時間的・空間的な分離』
●『接触感染・飛沫感染予防』
院内感染対策としてはこの2点がポイントになります。
<『時間的・空間的な分離』を実現>
発熱や風邪症状の患者様を診察するためだけの診察スペースを設けました。
通常玄関と反対側に存在する職員玄関を利用します。
車もそこに駐車することが可能であり、そこまでは徒歩もしくはお車で移動していただきます。
職員玄関として使用していたスペースを利用することで、一般患者様と新型コロナウィルス感染症の疑いを心配される方を分離し、隔離した状態で診療行為が可能となっております。この場所で必要な診察・採血等行います。必要に応じて胸部レントゲン検査を施行しますが、その際は最新の注意を払い、一般患者と接触しないように致します。
簡易ベッドも置いたので、ここで点滴を受けられることも可能です。
そもそも事前に電話連絡をいただいた際には混雑する時間帯を避けて当院へお越し頂くために、
空間的な分離はもちろんのこと、時間的な分離も行っております。
病状によっては車内での診察対応も可能なこともあり、その場合は車内で受付から診察、会計まですべて行います。
上記の通り、『 時間的・空間的な分離が 』可能となったため、一般患者様がこれまで以上に安心して通院することが可能になりました。
残念ながら新型コロナ感染を心配されて、薬が切れているのに通院されていない患者様がいらっしゃいます。可能な限りのリスク回避を行っておりますので持病を悪化させないためにもどうかご来院ください。期間限定的に、病状が安定している場合においてのみ、処方箋を本人の代わりに年齢の若いご家族が受け取りに来られるというような対応も可能ですので、くれぐれも持病を悪化させないようにお願い致します。
また、胃痛などの腹痛や便秘・下痢、下血等、その他様々な症状でお困りの方、放置しておくことは危険なこともあります。新型コロナ感染を懸念して受診をためらう場合でも、お電話からでもよいので気軽にご相談ください。
特に緊急性がある場合においてはなおのことです。
皆さまが通院しやすい環境をつくるべく様々な対策を講じております。
リスクはゼロにはなりませんが、リスクは新型コロナ感染以外にもあり、症状を放置した際のリスクについても十分考慮すべきであると考えます。
一日も早く、皆様が本当の意味で安心して通院できる日が来ることを心から望み、今はなるべくそれに近づけるべく最大限の策を講じていきます。
新型コロナウイルスの感染が疑われるなど、ご心配な方、発熱が長期間続く、強い倦怠感、咳・呼吸が苦しいといった症状がある方は、まずは「帰国者相・接触者相談センター」や「保健所」にご相談されることをお願い致します。 その上で病院・クリニックでの診察を推奨された場合も直接の当院ご来院は避けていただき、必ず事前にお電話を下さい。診療時間をずらすなどの工夫をしております。
万が一感染していた場合に感染拡大を防ぐ必要がありますが、事前にご連絡いただければ対応がしやすくなります。また、3月から最近にかけて渡航歴のある方に関しましては必ず下記連絡先にご連絡をお願い致します。
「帰国者相・接触者相談センター」
・石川県健康福祉部健康推進課 076-225-1620(24時間受付)
・金沢市保健所 076-234-5104(24時間受付)
・南加賀保険福祉センター 0761-22-0796
様々な医療機関を受診することや突然の医療機関受診はお控えください。受診前にまずそれぞれの医療機関の体制をご確認ください。
<当院での院内感染予防対策> まとめ
2020/04/21時点
- ●発熱や咳・痰などの風邪症状のある方は一旦院外から当院に電話をしていただく。
電話にて然るべき対応をとる。
-
●患者様には必ず玄関で手指消毒をしてもらう
- ●広い待合室でソーシャルディスタンスが取りやすい椅子の配置
-
●受付や診察室前にも消毒用アルコールを常備
●発熱や咳・痰などの風邪症状のある方のための診察スペースを確保
上述の通り
●職員は全員1日2回の検温
- ●医師やスタッフは必ずマスクをする。なるべくフェイスシールドを着用。
必要に応じて手袋・ガウン・キャップ・フェイスシールドを使用。
●受付にビニールカーテンによる簡易シールドを設置。
❇︎スタッフを守ることは患者様の安全を守ることにつながります。
●手が空いたときなどにスタッフがこまめに待合や院内の消毒・換気を行う
●寒くなければ基本窓を少し開けっ放しで常時換気
●診察室のドアノブを介した接触感染を防止するためにドアを半開きで診察
プライバシーは確保されます。
会話は聞こえないところに中待合の椅子を配置。外からは患者様の姿さほとんど見えません。みえても背中くらいです。診察ベッドでの診察の際はドアを閉めます。
●トイレは開けっ放しができないので出入り前後の確実な手指消毒への誘導
●接触感染予防に雑誌やパンフレットを完全撤去
●自動血圧計も撤去
皆さまが共有されるものは接触感染のリスクとなります
●内視鏡での感染予防対策
*内視鏡に関しては新型コロナウイルス感染症(COVID−19)について⑨でご案内予定です。