鎮静剤『プロポフォール』の報道を受けて 『みなさまへ』
■内視鏡検査で使用する鎮静剤『プロポフォール』の正しい理解について
近頃、プロポフォールという鎮静剤について、一部メディアで内視鏡検査での使用を娯楽的に扱うような内容が報道されました。
とても残念なニュースです。
こちらの報道(https://news.yahoo.co.jp/articles/316f559276ede33f1cea198fef5816ec16a79879)
にあるように、明らかに不適切な使用がされた結果として、適切に使用している医療機関および患者様のみなさまに多大なる悪影響が予想されます。
この報道での使用のされ方は本来の医療目的から大きく逸脱したものであり、日本麻酔科学会および日本消化器内視鏡学会も厳重な注意を促しています。
プロポフォールは、本来、消化器内視鏡検査を安全かつ苦痛を最小限にするための使用されるべきです。
鎮静剤のひとつである『プロポフォール』は、医師が適切に使用することで、検査時の不安や不快感を和らげます。
しかし、プロポフォールには呼吸抑制や血圧低下といった副作用のリスクがあるため、専門知識を持った医師による慎重な管理が必要なのです。
こちらの日本消化器内視鏡学会のコメントをご参照ください。(詳しくはこちらから)
こちらをお読みいただくとおわかりいただけるかと思いますが、
『プロポフォール』を使用することが問題ではなく、娯楽目的の使用とも取れる演出がなされた番組が配信されたことに大きな問題があるということです。
日本消化器内視鏡学会のコメントにも下記の一文があります。
日本消化器内視鏡学会のと致しましても、本来は安全かつ効果的な内視鏡診療のために用いられる『プロポフォール』が、このような形で使用されたことに深く憂慮しております。
内視鏡学会としても、安全かつ効果的な内視鏡診療のために非常に期待されている『プロポフォール』が、不適切な使用のされ方によって誤解を招いてしまったことを憂慮しているのです。
ここでお伝えしたいのは、
適切に使用されるならば、『プロポフォール』は多くの患者様に安心して内視鏡検査を受けていただける大変すばらしい薬剤である。
ということです。
「内視鏡診療における鎮静に関するガイドライン(第2版)」にも鎮静剤の使用について、このようにかかれています。
○非麻酔科医による使用は、米国麻酔科学会(ASA)の全身状態分類システムにおけるASA-PS 分類Ⅰ(健康)またはⅡ(軽度の全身疾患)の患者さんに限れば、気道確保に十分修練を積んだ医師による使用は可能としています。
しかしながら、プロポフォールによる鎮静が内視鏡室で非麻酔科医によって安全に行えるかどうかは、現時点での日本の医療現場、教育体制および現状の医療制度、医療政策では明言はできない、とも記しています。すなわち、⼈⼯呼吸管理が可能な環境で使⽤されることが求められます。
日本消化器内視鏡学会学会が発行している「消化器内視鏡ハンドブック(改訂第3版)」においては、
「プロポフォールを使用した鎮静には内視鏡施行医とは別に、麻酔技術に習熟した医師が専任で鎮静管理を行うことが必要」と明記されています。
患者様には安心して検査を受けていただけるよう、医療機関ではこうした安全性を確保するため、様々な対策をしております。
当院の特徴、当院におけるプロポフォールを用いた鎮静管理を以下に示します。
①内視鏡医である私が集中治療室専属医(&救急医)としての実績がある
②麻酔科医である医師が在籍している。(現在は主に美容医療を行っています)
③徹底的な血圧・酸素濃度等の安全管理
④いざというときに人工呼吸管理が可能(人工呼吸管理とは必ずしも人工呼吸器の意味ではありません。人工呼吸とは:詳しくはこちら)
⑤プロポフォールの使用量を減らすためのハイブリッド鎮静法(少量ドルミカム+プロポフォール)で内視鏡を行っています。
安全確保のための機器のご紹介
上述した③④に関わる機器がこちらです。
<血圧・心電図・酸素飽和度モニター>
こちらの機械で、心電図や血圧、酸素飽和度などをチェックし、常に安全な状態を確認しながら内視鏡検査を行っております。
<酸素ボンベ・吸引器>
酸素濃度が低下した場合に酸素投与を行うためのボンベです。
当院では常に数本のボンベを用意しており、酸素が無くなることはありません。
また、奥にあるのが吸引器ですが、唾液などの分泌物により呼吸状態に影響がでそうなときには迅速に分泌物の吸引を行います。<バックバルブマスク>
活躍の場はあまり無い(あっては困る)ですが、呼吸不十分な状態になったときや呼吸停止など起こるような場合は、こちらのバックバルブマスクで酸素を送り呼吸を補助します。
<点滴>
当院では、鎮静剤を使用するケースでは100%点滴を確保しています。
点滴を確保することで急速輸液や麻酔の拮抗薬をはじめとした薬剤投与が可能です。
(当院で使用するもうひとつの鎮静剤のドルミカムには拮抗薬があります。)
当院では安心して鎮静剤を用いた内視鏡検査を受けていただくことが可能です。
どうぞご安心ください。
文責 広崎医院 副院長 広崎拓也
流しそうめんによる食中毒(カンピロバクター)
石川県津幡町の「大滝観光流しそうめん」で、カンピロバクターの食中毒がありました。
参考記事
yahoo!ニュース
“流しそうめん”で93人食中毒 500人調査中 湧き水から「カンピロバクター」検出 豪雨で水質検査行わず
カンピロバクターについて、音声配信を収録してみましたのでお時間のある方は聴いてみて下さい!
音声配信を始めました🎙⚡️「腸内フローラこそが美と健康のカギ」
音声配信始めました🎙⚡️
「腸内フローラこそが美と健康のカギ」
腸から考える腸健康ライフを、私と一緒にデザインしましょう。
肩の力を抜きつつゆるっと配信していきますので、お気軽にどうぞ!
新型コロナワクチン予約について! 当院受診歴のない方でも・小松市外の方でも条件満たせばOK
<既にワクチン接種対象となっている方へ>
新型コロナワクチン接種予約のお知らせです。
当院受診歴のない方でも、ワクチン接種前日までに、「氏名・住所・生年月日」と保険証が確認できればワクチン接種を致します。
予約方法は下記の2通りです。(➀ネット ②電話)
当日は保険証をお忘れ無く!
お待ちしております。
<予約方法>
②ワクチンダイアル(小松市外の方、や電話の方がよい場合はご利用ください)
☎0761-24-8123
皆様が確実に2回目接種の予約ができるよう、原則2回目の接種日は、
・1回目接種日の3週間後の同じ曜日
・同じ接種場所
2回目予定日の都合が悪い場合は、1回目の接種予約の見直しをお願いします。
(体調不良以外の自己都合による日程変更は原則受け付けられません)
『小松市胃がん検診(2021年度)』、はじまります!
8月1日から小松市『胃がん検診(胃内視鏡検診)』、はじまります!
*期間:令和3年8月1日(水)~10月31日(土)
【健診費用】 1,300円
【要申込】 事前に市いきいき健康課へ申し込みが必要です。
*胃がんはがんによる部位別死亡順位の第2位(男性)です。対象の年齢の方は、ぜひご受診ください。
**当院でも予約受付中!
胃がん検診については
「小松おなかとおしりのクリニック
広崎医院」へ
当院では、苦痛の少ないやさしい内視鏡検査かつ確実で精密な内視鏡検査を心がけております。
つねにレベルの高い内視鏡検査を目指しておりますが、胃内視鏡検査の詳細は下記リンクよりご確認ください。
胃内視鏡検査(胃カメラ)の詳細はこちら
ご希望に応じて鎮静剤を使用し眠った状態で検査を受けていただくことが可能です。
VOICE(患者さまの声)
LINE 新型コロナワクチン相談
LINE コロナワクチン相談犬❗️
「コロワくん」❣️
COVID-19 vaccine
🐶🐶🐶🐶🐶🐶🐶🐶🐶🐶🐶犬❓❓
コロナワクチンへの不安や疑問に寄り添うために、10人の医師とデザイナーや技術者で始められた課題解決プロジェクトらしいです。
私も早速登録致しました。
皆さんも、是非ご登録を
https://corowakun-supporters.studio.site/
例 実際のLINE「コロワくん」のスクリーンショット
インフルエンザワクチン 「お待たせしました」
お待たせしました。いよいよ10月26日月曜日より、65歳未満の一般の方のインフルエンザ予防接種が可能となります。
これまで厚生労働省や我々からのお願いを受け止めていただき待っていただいた方々、どうもありがとうございました。
当院でも接種推奨期間対象外の方で予防接種を受けられた方は、特別な事情がおありのお2人のみでした。
皆さまのおかげで全国にいらっしゃる、最もワクチン接種を必要とする方々(小児含む)がワクチン接種を受けていただくことが可能となりました。ご協力ありがとうございました。
今年はインフルエンザと新型コロナと二つの感染症のリスクを懸念しないといけません。
自分のためだけでなく、自分の家族や大事な人を守るためにもインフルエンザワクチン接種し、オールジャパンでこの冬を乗り越えましょう!
インフルエンザワクチンの接種はコロナにも良い影響を与えるかもしれない?
10月1日から全国的にインフルエンザワクチン接種が開始されました。
例年インフルエンザワクチンを打ってない方も今年は接種されている方がちらほら見受けられます。
それは何故でしょうか?
それは、間違いなくインフルエンザワクチン接種をされた方がよいことに、みなさん気がつき始めたからです。
自分のためだけでなく、自分の家族や大事な人を守るためにもインフルエンザワクチン接種しましょう!
●『インフルエンザワクチン接種開始 今年は流行ってないけど打った方がいい?』
●『インフルエンザワクチンの接種はコロナにも良い影響を与えるかもしれない?』
そんな疑問に、感染症専門医であり、特に新型コロナに精通されている忽那賢志医師がわかりやすい記事を書かれています。
是非ご参考にしてください!
こちらをクリック
↓
Yahoo!JAPAN ニュース
感染症専門医 忽那賢志医師
インフルエンザワクチン接種開始
今年は流行ってないけど打った方がいい?
新型コロナウイルス感染症(COVID−19)について⑨ 〜内視鏡検査における当院の感染防御対策〜
~安全で安心な内視鏡を提供するために~
消化器内視鏡診療にあたっては、特に経口・経鼻での施行では患者の咳嗽を誘発する場合もあり、エアロゾルによる医療従事者への感染も危惧されます。
(日本消化器内視鏡学会による新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への消化器内視鏡診療についての提言改訂第4版より引用)
そこで、コロナ感染拡大防止するためには内視鏡検査を中止してしまうことが最も確実な拡大防止策となります。
しかし、コロナの影響下でも消化器疾患や肛門疾患のことでお悩みになられる方は減りません。
緊急性がない場合は検査中止が望ましいですが、症状に困っている方や緊急性が高い場合に検査を無くすことはできないと思うのです。
そこで、当院では十分な対策をとり、検査必要な方と判断した場合には内視鏡検査を実施しております。下記をご参照ください。
尚、内視鏡検査以外でも、皆さまが通院しやすい環境をつくるべく様々な対策を講じております。
新型コロナ感染を懸念して受診をためらう場合でも、お電話からでもよいので気軽にご相談ください
<胃カメラ>
マスクを着用していただきます。
(飛沫感染予防のために行う対策のひとつです。)
<大腸カメラ>
マスクを着用していただきます。
(飛沫感染予防のために行う対策のひとつです。)
<検査前チェック>
検査前日と検査日の体温をチェック。
事前問診にてコロナ感染を疑う症状や感冒症状等ないかどうかの確認を全例に行っております。
㊟ 問診や体温測定の結果によっては、検査が延期させていただく場合があります。ご理解のほどお願い申し上げます。
<感染防止衣>
直接飛沫がかかる可能性が最も高い実施医(上記対策でかなり軽減されますが)は、医療用キャップとフェイスシールドを装着し、医療用ガウンもしくは長袖エプロンを着て検査を行います。
介助スタッフも可能な限り感染防御を行います。手袋・ビニルエプロン・フェイスガードを必要に応じて使用致します。
新型コロナウイルス感染症(COVID−19)について⑧ 〜『時間的・空間的な分離』・『接触感染・飛沫感染予防』〜
本日は新型コロナ感染に対しての当院での最新の対策を紹介させていただきます。
以前から対策は講じてますが、最近追加で行ったものや変更したものがあります。
皆様が少しでも安心して通院できる環境に近づけるべく最大限の策を講じていきます。
また、長居してしまうとリスクになるので、可能な限り滞在時間が長くならないように工夫しております。
<追加で講じている最新の感染予防対策について>
ポイント!
●『時間的・空間的な分離』
●『接触感染・飛沫感染予防』
院内感染対策としてはこの2点がポイントになります。
<『時間的・空間的な分離』を実現>
発熱や風邪症状の患者様を診察するためだけの診察スペースを設けました。
通常玄関と反対側に存在する職員玄関を利用します。
車もそこに駐車することが可能であり、そこまでは徒歩もしくはお車で移動していただきます。
職員玄関として使用していたスペースを利用することで、一般患者様と新型コロナウィルス感染症の疑いを心配される方を分離し、隔離した状態で診療行為が可能となっております。この場所で必要な診察・採血等行います。必要に応じて胸部レントゲン検査を施行しますが、その際は最新の注意を払い、一般患者と接触しないように致します。
簡易ベッドも置いたので、ここで点滴を受けられることも可能です。
そもそも事前に電話連絡をいただいた際には混雑する時間帯を避けて当院へお越し頂くために、
空間的な分離はもちろんのこと、時間的な分離も行っております。
病状によっては車内での診察対応も可能なこともあり、その場合は車内で受付から診察、会計まですべて行います。
上記の通り、『 時間的・空間的な分離が 』可能となったため、一般患者様がこれまで以上に安心して通院することが可能になりました。
残念ながら新型コロナ感染を心配されて、薬が切れているのに通院されていない患者様がいらっしゃいます。可能な限りのリスク回避を行っておりますので持病を悪化させないためにもどうかご来院ください。期間限定的に、病状が安定している場合においてのみ、処方箋を本人の代わりに年齢の若いご家族が受け取りに来られるというような対応も可能ですので、くれぐれも持病を悪化させないようにお願い致します。
また、胃痛などの腹痛や便秘・下痢、下血等、その他様々な症状でお困りの方、放置しておくことは危険なこともあります。新型コロナ感染を懸念して受診をためらう場合でも、お電話からでもよいので気軽にご相談ください。
特に緊急性がある場合においてはなおのことです。
皆さまが通院しやすい環境をつくるべく様々な対策を講じております。
リスクはゼロにはなりませんが、リスクは新型コロナ感染以外にもあり、症状を放置した際のリスクについても十分考慮すべきであると考えます。
一日も早く、皆様が本当の意味で安心して通院できる日が来ることを心から望み、今はなるべくそれに近づけるべく最大限の策を講じていきます。
新型コロナウイルスの感染が疑われるなど、ご心配な方、発熱が長期間続く、強い倦怠感、咳・呼吸が苦しいといった症状がある方は、まずは「帰国者相・接触者相談センター」や「保健所」にご相談されることをお願い致します。 その上で病院・クリニックでの診察を推奨された場合も直接の当院ご来院は避けていただき、必ず事前にお電話を下さい。診療時間をずらすなどの工夫をしております。
万が一感染していた場合に感染拡大を防ぐ必要がありますが、事前にご連絡いただければ対応がしやすくなります。また、3月から最近にかけて渡航歴のある方に関しましては必ず下記連絡先にご連絡をお願い致します。
「帰国者相・接触者相談センター」
・石川県健康福祉部健康推進課 076-225-1620(24時間受付)
・金沢市保健所 076-234-5104(24時間受付)
・南加賀保険福祉センター 0761-22-0796
様々な医療機関を受診することや突然の医療機関受診はお控えください。受診前にまずそれぞれの医療機関の体制をご確認ください。
<当院での院内感染予防対策> まとめ
2020/04/21時点
- ●発熱や咳・痰などの風邪症状のある方は一旦院外から当院に電話をしていただく。
電話にて然るべき対応をとる。
-
●患者様には必ず玄関で手指消毒をしてもらう
- ●広い待合室でソーシャルディスタンスが取りやすい椅子の配置
-
●受付や診察室前にも消毒用アルコールを常備
●発熱や咳・痰などの風邪症状のある方のための診察スペースを確保
上述の通り
●職員は全員1日2回の検温
- ●医師やスタッフは必ずマスクをする。なるべくフェイスシールドを着用。
必要に応じて手袋・ガウン・キャップ・フェイスシールドを使用。
●受付にビニールカーテンによる簡易シールドを設置。
❇︎スタッフを守ることは患者様の安全を守ることにつながります。
●手が空いたときなどにスタッフがこまめに待合や院内の消毒・換気を行う
●寒くなければ基本窓を少し開けっ放しで常時換気
●診察室のドアノブを介した接触感染を防止するためにドアを半開きで診察
プライバシーは確保されます。
会話は聞こえないところに中待合の椅子を配置。外からは患者様の姿さほとんど見えません。みえても背中くらいです。診察ベッドでの診察の際はドアを閉めます。
●トイレは開けっ放しができないので出入り前後の確実な手指消毒への誘導
●接触感染予防に雑誌やパンフレットを完全撤去
●自動血圧計も撤去
皆さまが共有されるものは接触感染のリスクとなります
●内視鏡での感染予防対策
*内視鏡に関しては新型コロナウイルス感染症(COVID−19)について⑨でご案内予定です。
新型コロナウイルス感染症(COVID−19)について⑦ <感染防御対策と院内トリアージ実施料算定について>
ついに石川県でも緊急事態宣言がでました。
以前の投稿(ブログ)にも記載しましたが、新型コロナ感染者を人口比でみた場合、金沢市は東京都を抜いています。県レベルでみても、福井県は2位、石川県は3位となっており、全国平均を大きく上回っています。
県民のみなさまおよび医療従事者に、東京と同じレベルで危機感を持つことが必要であり、慎重な対応・協調が必要です。
新型コロナウイルス感染症だけではなく、もともと持病をもっておられる方、あらたに病気を発症される方も多くおられるため、
地域における感染拡大のリスクを最小にしつつ、かつ一般の慢性疾患や急性疾患をお持ちの方が適切に医療を受けられる状態を皆でつくりあげていく必要があります。
テレビでも言われておりますが、適切な策を講じないと医療崩壊は免れません。風邪様症状やお熱のある方の診察は、診療時間の終わり際などに診察するなど診療時間をずらしたり、手袋の着用、ガウン・フェイスシールドやキャップ等の着用などの感染防御対策が必要
となります。
患者様にとっては少々仰々しく感じられることもあるかもしれませんが、
新型コロナウイルス感染拡大が懸念されるこの状況におきましては、少々やりすぎるくらいが調度よいと考えております。仰々しいからといって対策をせずに感染が拡大してしまうようなことがあっては目も当てられません。
この度厚生労働省より、4月10日付で「新型コロナウイルス感染症に係る診療報酬上の臨時的な取扱いについて(その9)」https://www.mhlw.go.jp/content/000620202.pdfが発表され「院内トリアージ実施料」(300点=3割負担で900円)を別途診療報酬として加算を認める通知が出されました。
クリニックや病院で上記のとおり必要な物品と体制整備を支えるために、国が算定を推奨したもので、該当する場合は上記診療報酬を算定させていただきます。
当院の医師およびスタッフは新型コロナを始めとした感染リスクが高い中であっても、万全の対策をもって患者様の診療に携わって参ります。
皆様の安全を確保すると同時にスタッフの安全のためにもこういった感染対策が必要であることをご理解いただけますと大変幸いです。
どうかご協力のほどよろしくお願い致します。
新型コロナウイルス感染症(COVID−19)について⑥ <石川県>
はじめに
新型コロナ感染者数の評価方法としては、総数でみる方法と人口比でみる方法があります。
既にご存知の方も多いとは思いますが、総数て見るより人口比でみた方が、正しい評価につながります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●新型コロナウイルス感染症(COVID−19)について⑥ <石川県>
昨日石川県では20人の新規感染者の確認がなされたと報道がありました。
これだけでも相当インパクトはありますが、既に一昨日から人口比でみた場合、金沢市は東京都を抜いています。当然東京も広いですからここに人の少ない地域も混ざっているので単純に比較は出来ませんが、驚くべき数値です。県レベルでみても、福井県は2位、石川県は3位となっており、全国平均を大きく上回っています。
これはかなり危機的状況です。
おそらく、少し前の『兼六園・ウエルカム発言』の影響は少なからずあるでしょう。
トップにはしっかりしていただきたいですが、過剰な期待は出来ないので、我々一人ひとりが意識を高めていくしかないようですね。
石川県も東京都のように、新型コロナウイルス陽性の軽症患者を、入院ではなく、自宅もしくはホテル等の施設で安静にしていただくというシステムを早急に整えるべきだと思います。
先のブログで韓国のようなとにかくPCR検査・検査・検査というのは避けるべきだと記載しましたが、入院が不用となれば(現時点では指定感染症に指定されており、入院が必要)、医療崩壊を避けながらのPCR検査は可能かと思います。
現状ではこのケースはさすがに検査必要だろうと思われるケースでも、陽性となると入院が必要となってしまうことなどから、現時点ではお断りされることが多いです。
仕組みが変わり、もう少しPCR検査の敷居が低くなれば、押さえ込みがしやすくなると思います。
(当院ではPCR検査はできませんのでご了承ください)
最近患者さんから、「この状態はいつまで続くのか」という内容を聞かれることがあります。
正直わかりません。ワクチンが18ヶ月くらいでできる可能性があるので、それで免疫をつければ間違いなく収束しますが、ワクチンができたとしても、それがどこまで全世界の人に行き渡るかは不明です。最初は一部の国にしか行き渡らないかもしれません。陸を通じて、あるいは海を飛び越えて全世界がつながっているので、どこか一部で収束させても意味はなく、全世界で収束させる必要があります。そのためにはそれぞれの地域でできる限りの策を講じ、個人ができる限りの感染拡大を最小限に抑える行動をとるしかないでしょう。
長期戦にしないためには、この一ヶ月が重要なポイントではないでしょうか。
どうかゴールデンウィークに不要不急の移動がないことを祈ります。
新型コロナウイルス感染症(COVID−19)について⑤
新型コロナウイルスが欧米で猛威を振るっておりますが、東京や全国の様子をみていると
いよいよ対岸の火事ではなくなってきました。
東京ロックダウン実行の可能性も高まっています。
石川県はそう多くはないですが、ここ数日で感染の報告が増えております。
全国的にも感染源が特定できないケース散見されており、いよいよ市中感染のフェーズに入ってきた感じがあります。
関東地方や関西への往来の自粛の動きは進んでいるかと思いますが、それでも全く油断できません。
このシーズンは大学入学のために都会や全国から学生が移動してきますし、社会人でも移動があります。そうなると4月初旬から一気に感染者が増加する可能性があります。
相当に注意する必要があるでしょう。
当院でも以前から取り組んでいた対策に加え、最近始めた様々な対策があります。
以下の通りです。
<以前から取り組んでいたもの>
- ●患者様には必ず玄関で手指消毒をしてもらう
- ●受付や診察室前にも消毒用アルコールを常備
- ●発熱や咳・痰などの風邪症状のある方のための診察スペースを確保
- ●医師やスタッフは必ずマスクをする。
必要に応じて手袋・ガウン・フェイスシールドを使用。
●発熱や風邪症状の患者様診察後に必要な箇所を消毒。換気を行う。
<つい最近取り組みを始めたもの>
- ●事前連絡があった場合は、発熱や咳・痰などの風邪症状のある方のみ診療時間をずらすなど工夫して診療。
(他の患者様との接触を避けることが狙い)
- ●発熱や咳・痰などの風邪症状が来院された場合は、玄関口の案内にて車(車で来院された場合)で待機していただくよう誘導。車内にて問診をし、必要に応じて「帰国者相・接触者相談センター」へ連絡。当院で診察する判断をした場合には、なるべく短時間でレントゲン検査や血液検査など必要と考えられる検査を施行し、車内で待機していただく。車内で結果説明から会計まで行う。(状況によっては院内で行う場合もあります。ケースバイケースです。)
- ●次回再診は、直接来院していただく場合には診療時間終わりや時間外など時間帯を指定。
新型コロナウイルス感染の可能性が十分ある場合はまずは電話再診を行い、どうするかを判断する。
- ●内視鏡検査時のリスクについても言われ始めています。こちらに関しても情報を集めながら順次対策を行っております。
以上が当院での現時点での対策になりますが、いまできることが何かを考えて行っていることであり、改善の余地があればかえていきますし、想定していないことがおきることもあるので臨機応変に対応できる柔軟さをもって対応したいと考えております。
我々としてもはじめてのことであり、戸惑うことやご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、どうかよろしくお願い申し上げます。
皆様もそれぞれ困難な局面に立たれているかと思います。
本当に本当に大変な事態ですが、お一人おひとりの心がけと、みなが力を合わせてなんとかこの難局を乗り越えていきたいものですよね。
新型コロナウイルス感染症(COVID−19)について④
NEWS PICSからの『新型コロナ関連記事』第二弾をシェアさせていただきます。
以前より、韓国などの新型コロナウイルスの安易なPCR検査拡大に疑問を持っておりました。
おそらく感染症に理解のある医師なら大半の人が同意見だと思っています。最近ようやく報道も追いついてきた感じがありますが。
この記事はそのあたりのことに関しても専門家の視点から対話形式で語られており、参考になるかと思います。
お時間のある方は是非ご参照していただければと思います。
※訂正とお詫び
投稿した後に気がつきましたが、こちらは有料記事でした。最初気がつかずに投稿してしまいました。すみませんでした。一応このまま載せておきます。
新型コロナウイルス感染症(COVID−19)について③(こちらをクリック)は無料記事になりますのでよろしければご参照ください。
こちら↓
<NEWS PICS>
【最前線】コロナの医療現場で、専門医たちが見ていることhttps://newspicks.com/news/4681921/body/
新型コロナウイルス感染症(COVID−19)について③
今日は雛祭り。だんだんと春らしくなってきましたが、新型コロナの話ばかりで春らしい話もあまり聞かれない今日この頃ですね。
今年の桜は花見スポットではないところでしっとりと鑑賞しようかと思います。
新型コロナの報道も過熱気味ですが、何がファクト(事実)なのか、何が今我々に必要なことなのかが見えにくくなっております。
そこでとても良質なインフォグラフィック(情報を視覚的に表現した資料)がありますので、この投稿をみていただいた方にシェアさせていただければと思います。
NEWS PICSの編集者の方々が現場で実際に感染者の治療・対応に当たる感染症の専門医たちへの取材をもとに丁寧に作られたものです。
社会性やインパクトの大きさを踏まえて、すべての方に無償で公開されることを決められたそうです。最初は有料でした。
とても素晴らしいまとめなので是非ともご覧下さい。
こちら↓
<NEWS PICS>
パニックから身を守る
【徹底解説 新型コロナのすべて】
https://newspicks.com/news/4681900?invoker=np_urlshare_uid5052702&utm_source=newspicks&utm_medium=urlshare&utm_campaign=np_urlshare
新型コロナウイルス感染症(COVID−19)について②
<当院での感染対策について>
当院での院内感染対策の様子です。
その前に新型コロナウイルス感染症(COVID−19)について①の投稿をご確認いただきますと大変幸いです。
↓
新型コロナウイルス感染症(COVID−19)について①
https://www.clinic-sora.jp/news/#a1568
●玄関にて消毒をお願いしております。この際、新型コロナウイルス感染症(COVID−19)について①の
内容と厚生労働省からの情報を記した用紙を皆様に受け取ってもらいます。
●受付や診察前にアルコール消毒をお願いしております。
●診察の前後で医師は必要に応じて消毒を行います。
●発熱や風邪症状の患者様におきましては、待機スペースを設けており、そこで診察から会計までを行います。診察後はこの写真の奥に見えております裏口から出ていただきますのでどうかご理解のほどお願い申し上げます。
●ご帰宅のあとも必ず手洗いをしっかりと行い、感染予防につとめてください。ご協力いただきどうもありがとうございます。
新型コロナウイルス感染症(COVID−19)について①
現在新型コロナウイルス感染症が拡大傾向にあり、石川県でも感染が確認されました。
感染拡大防止のためには、皆様お一人ひとりの感染症に対する意識がとても大切になりますが、当院でも以下のような対策をとっております。一度ご確認ください。
当院だけではなく、クリニックや病院等の医療機関には重症化リスクの高いとされるご高齢の方、心臓疾患や糖尿病などの基礎疾患をお持ちの方などが多く来院されます。
2月25日に発表された政府の新型コロナ感染症(COVID−19)にもありますように、軽度の風邪症状であれば自宅での安静・療養をお願い申し上げます。
37.5℃以上の発熱が4日以上続く、強い倦怠感、咳・呼吸が苦しいなどの症状がある場合
※高齢者の方、基礎疾患等のある方は、上の状態が2日程度続く場合、
は「帰国者相・接触者相談センター」へご相談ください。
コロナウイルス感染症の可能性があり、直接の来院はご遠慮いただいております。
「帰国者相・接触者相談センター」
・石川県健康福祉部健康推進課 076-225-1620(24時間受付) ・金沢市保健所 076-234-5104(24時間受付)
・南加賀保険福祉センター 0761-22-0796
<来院予定の方へ>
マスクを着用し、玄関口、受付時もしくは診察室入室時に手指をアルコール消毒してください。
(かぜ症状等ある方には持参のマスクがない場合にはお渡しします。それ以外の方には残念ながらお渡しできるほどの在庫の余裕がありません。ご理解の程お願い申し上げます。)
適宜換気をさせていただきます。空気感染を予防するためご理解ください。
患者様同士の接近を避けるため、また院内滞在時間を短縮するため、緊急性のない検査は極力避け、診療時間もなるべく長くならないように努めます。
特に混雑時にはその傾向が強くなりますが、必要な方には適切な診療を行いますのでご安心下さい。
ご高齢の方、重症心疾患の方など重症化リスクの高いとされる患者様の診察順などを優先的に配慮させて頂く場合がございます。何卒ご理解ください。
発熱や風邪症状の患者様におきましては、待機スペースを設けており、そこで診察から会計までを行います。
診察後は裏口から出て頂きますのでどうかご理解の程お願い申し上げます。
(*最近は裏口からでてもらうことをやめました。ご高齢の方が裏口から表へ回る移動距離が長い。出口で段差につまづくケースがある。雨のときは大変。残念ながら理解が得られず不満を口にされるケースがあった、等々の理由にて通常通り表玄関からでていってもらうように変更しました。
ただ会計はその場でしますし、待合室を通り抜ける程度では問題ないとされております。どうぞご理解の程よろしくお願い申し上げます。)
<発熱や風邪症状の患者様で広崎医院横のアルプ薬局で薬を受け取られる方へ>
車で来られている方に関しては車で待機してください。アルプ薬局様から薬を届けていただけます。
こちらに関してもどうかご理解の程お願い申し上げます。
<最後に>
ご帰宅のあとも必ず手洗いをしっかりと行って感染予防につとめて下さい。
当面はなるべく大勢の方が集まられるようなイベントや閉鎖空間に行かれることは可能な限り避けて下さい。
少しでも熱があったり風邪様症状がある場合には行かないで下さい。
お若い方もご自身は大丈夫(若い方は感染しても重症化しにくいと言われておりますが、そこに盲点があります。)でも、ご高齢の方や基礎疾患をお持ちの方、妊婦や赤ちゃんなど、
他の誰かに移してしまう可能性があります。お一人おひとりの意識が本当に大切になってくるのです。
どうかご理解ご協力のほどお願い申し上げます。
令和2年2月25日 副院長
腸活するなら腸内フローラ検査から
『腸内フローラと生活習慣の関係性』
私たちの生活習慣は腸内フローラの育成に大きな影響を与えます。あたなにぴったりの生活習慣にすることで
あなたに適した腸内フローラが増えていき、その結果病気の予防やお悩みの改善につながっていくことが
最近の研究でわかっております。
MykinsoProは、腸内フローラ検査に加えて専門的なアドバイスまで得られるのが特徴です。是非ともご利用ください
★2019年春にMykinsoProを石川県内のクリニックにていち早く導入致しました。
令和2年以降のネット予約システムについて
令和元年も残すことあと4日となりました。
令和始めての年末年始ですね。
皆様が健やかに新年をお迎えいただけるようお祈り致します。
さて、タイトルにあります『令和2年以降のネット予約システムについて』ですが、
来年より予約システムの一部変更をさせていただきます。
ネット予約システムは今年の7月から始めたもので、ようやく半年が経とうとしてます。
私どもとしてもはじめての試みであり、手探りの状態で進めてきました。より多くの方に利用していただけるようになりましたが、予約が増えるにつれて問題も多くでてきました。
簡単に言うと、クリニックとしての許容範囲を越えてしまいました。
また、予約をとったのに大幅な待ち時間ができてしまったり、診察順序に秩序がなくなったりと、患者様にとってのデメリットも目立ってきています。
そこでトラブル回避のために、来年よりシステムの変更をさせていただくことにしました。
具体的には、胃カメラ検査、大腸カメラ「検査前外来」、おなか専門外来のみとします。
また初診のみ予約可能とさせていただくことにしました。
(既に来年の再診予約をされている方の予約が消えるわけではないのでご了承下さい)
なお、今後も軌道修正してよりよい方向にもっていきたいと考えており、これ以降も多少の変更や大幅な見直しなどもあるかと思います。
我々はつねによりよいクリニックをめざし向上していくために、これからも日々試行錯誤を繰り返して参ります。
どうぞご理解の程お願い申し上げます。
風邪を引いてしまいました
枯葉も落ち、冬がだんだんと近づいてまいりました。
日に日に寒さも増してきましたが、それと同時にお風邪で受診される方が一段と増えてまいりました。
そんな中私も風邪を引いてしまいました。
なんどか風邪の引き始めの予感がしたときに葛根湯を飲んで対応してきましたが、ついに昨日、明らかな風邪症状がでてしまいました。喉は乾燥し、痛み、軽い咳がでて、声はスピードワゴンの小沢さんみたいな声になってしまいました。
もちろん小沢さんの声はとてもセクシーで素敵だと思いますが、私の声がそれになってしまうと違和感ありありです(笑)
おとといの夜からその兆候はあったので、これは麦門冬湯(喉を潤す作用があります)がよいと思い、麦門冬湯をまめに服用したり、はちみつ(喉の症状や咳に効果あり)も試しておりました。しかし今回はあまり効果が発揮されず、ついには昨日の午後に小沢さんになってしまいました(笑)
風邪のひき始めというよりは少しピークが過ぎたあとの症状に思えたので、初期に飲む葛根湯や麻黄湯は服用しておりませんでしたが、すこし寒気もあったため、風邪のピークが過ぎたころ別の風邪のウィルスに感染した可能性もあるかと考え、麻黄湯というインフルエンザや風邪の初期に服用する漢方薬を内服し、就寝しました。
ふと早朝に目が覚めたときに驚きました。あれほど痛かった喉の痛みがうそのように消えており、そして声にもつやが戻っていました。これまでも何度も漢方薬に救われてきましたが、今回も救われました。ちなみに麻黄湯は感冒初期に使用するもので喉の痛みに効くようなものではないのですが、なぜか症状が改善してしまいました。免疫力で上気道に感染したウイルスの活動性を低下させてのだと思いますが、麻黄湯がそれを応援してくれたのは間違いなさそうです。
今朝は麻黄湯があまりにスパッと効いたので、やや興奮気味に投稿を書いております。
よく風邪に総合感冒薬が使われますが、症状を緩和することはあっても治癒を促進することはありません。眠気や排尿障害などの副作用もでてしまうことも多く当院ではあまりおすすめしておらず、漢方を処方することが多いです。
もちろん症状を治めたいということで受診されているのもあるので、治癒に弊害がない程度(感染初期の咳止めの常用などは弊害がありうる)にそういった症状を緩和する西洋薬(状態によっては去痰薬は特に有効と考えます。)や漢方薬を処方しています。
もちろん一番大事なことはしっかり水分やビタミンを補給し、しっかりと休息をとることです。
そういえば寝る前にかなり意識してビタミンCを多めに補給しましたが、それも効果があったのかもしれません。
今日も元気に皆様の前で診療ができそうなので、安心した、というつぶやきでした。
皆様もくれぐれもお身体にお気をつけください。
<漢方について>
ツムラさん、Kracieさん、コタローさんなど、漢方の製薬会社はいくつかあります。
当院では患者様や状況に合わせ、それぞれの会社の特徴を踏まえて処方内容や処方する会社を決めています。
すいません、コタローさんでよくお世話になる麻黄附子細辛湯がありませんでした。
麻黄附子細辛湯もかなり使わせていただいております。
看板リニューアルしました!
9月のクリニック名変更と同時にクリニックの看板をリニューアル致しました。
d-MaRKの羽生典敬様(plusfotostudio)と相談しながらデザインを練り上げ、とても素晴らしい看板デザインが完成しました。
また、鈴永工芸社様に看板製作をしていただきましたが、驚くほど美しい看板に仕上げていただきました。
心より感謝申し上げます。
d-MarRK 様のホームページです。
是非とも一度ご覧になってください!
鈴永工芸社様のホームページです。
是非とも一度ご覧になってください!
石川県観光PRマスコットキャラクター「ひゃくまんさん」制作
http://www.jagworks.jp/topics/hyakumansan/
健康の鍵 / 腸内環境改善の鍵
先週の月曜の朝日新聞の朝刊にて、当院で検査可能なMykinsoProが取り上げられました。
①腸内環境改善のカギは「菌の多様性」と「短鎖脂肪酸」
https://www.asahi.com/relife/special/chou/12575772
②検査結果に一喜一憂 自分の腸内を知って生活改善を模索
https://www.asahi.com/relife/dokusha/report/12573701
夏にもインフルエンザ?
インフルエンザは冬に多いことはご存知かと思います。
最近では春にも気をつけないといけないことも周知されるようになってきましたが、
夏にもインフルエンザに罹ってしまうことがあるのをご存知ですか?
かく言う私も、夏にもインフルエンザに罹患する可能性があることや、過去に流行ったことがあることも知ってはいますが・・・
「まさかこの時期にはインフルエンザは出ないでしょ」
と思ってました・・・
7月初旬、高熱で風邪症状と腰痛を訴えられる患者様がいらっしゃいました。
高熱と腰痛からインフルエンザの可能性はあるので検査はしておこう。
(1分後)
判定結果:インフルエンザ陽性 Σ(・□・;)
出ました(◎_◎;)
乾燥とは縁遠いこの梅雨の時期に、7月にインフルエンザ陽性。
こういうこともあるんです。
夏だからインフルエンザはないと決めつけるのは危険ですね。
みなさまくれぐれもお身体に気をつけてください。
ホームページへの想い
上記はホームページ作成開始して間もない頃の投稿のスクリーンショットです。
2018年1月に PROCLASSさんの講習を受け、誰でも自由に無料で利用できるオープンソースのソフトウェア
「WordPress.org」を利用してホームページの作成を開始しました。
最初は全くホームページの作り方がわからなかったのですが、日々試行錯誤しながら作っている間にそこそこのホームページを作れるようになりました。
しかし、途中で限界を感じ、以前お世話になったPROCLASSの先生に直接相談しにいって、手直しをしてもらったことがあります。とても懐かしいです。
先日、僕の勧めでPROCLASSの講習を受講された方からとても嬉しいお話を聞きました。
講習受講時に、PROCLASSの先生が、「生徒さんでこんなホームページを作っている人がいます。」と言われ、紹介されたホームページが当院のホームページだったとのことでした。僕との繋がりは伝えていない状態でのお話であったために余計に驚きました。
最近はホームページを更新することがとても楽しく、半分趣味のようになってきました。
本日どうしてこのような記事を書いているかというと、2019年7月31日をもって、完全オリジナルのホームページが終了となるからです。当院のホームページは8月1日よりリニューアル致します。
理由は2つあります。ひとつは「秘密」です。8月1日に明らかになるでしょう。
もうひとつはより多くの方に自分達のことをより知ってもらいたいからです。
そしてより多くの方に、我々が得意とする領域でお力になりたいと考えています。
残念ながら、当院に来院されている方ですら、当院で内視鏡検査ができることや、内科医師がいることになかなか気がついていただけていないように思います。院内に掲示などしてようやく認知されるようになった気がしますが、それでも十分には理解されていないように思います。ホームページリニューアルは専門の業者様にしていただきます。その後はこちらで引き継いで、これまで通りこちらで更新して参ります。先日途中段階のものをみせてもらいましたが、とれも分かりやすく、伝わりやすく、みていて気持ちの良いものでした。
もちろんホームページだけではなく、院内掲示などでも工夫はしていきます。一番の工夫は先ほどあげた8月1日の「秘密」にあります。ご期待ください。
これまでのホームページが無くなるのは少し寂しい気もします。ずっと乗っていた愛車を買い換える感覚に似ていますでしょうか。
これまで作ってきた固定ページや投稿内容等はそのまま新しいものに反映されるので、しっかりと形としては残るので問題はないのですが。
スクリーンショットでここに記録しておこうと思います。
私の自己満足をどうかお許しください。
ホームページ作成開始とその後も何度かお世話になったPROCLASSのN山さん、本当にありがとうございました。感謝しています。これからもよろしくお願い致します。
写真を撮っていただいた写真家の 仲井 裕介さん ありがとうございました。これからもよろしくお願い致します。
リニューアルでお世話になっている日帰り手術ドットコムのS木さん、8月1日を心待ちにしております。よろしくお願い致します。
<下痢/食あたり/食中毒>
梅雨・・・ もうすぐ夏
スタッフから家のお庭に咲いている紫陽花をいただきました。
梅雨は雨が多く、じめじめとして気分が滅入ることもありますが、
きれいな紫陽花があちらこちらで観られるので癒やされます。
ところで、梅雨~夏にかけて食あたりや食中毒が増えるのをご存じですか?
気温もあがり、梅雨のじめじめとした天候の影響もあって、
細菌が繁殖しやすく、腸炎を起こすことが多くなります。
6月に下痢で受診される患者様は多く、
そのうち9名の患者様が細菌性腸炎と診断されました。
5月も含めると14名の患者様がいわゆる「食あたり」でした。
夏になってきて、さらに気温も上がってきますので、食事や
食材の管理には十分きをつけてください。
<2019年5月>
Campylobacter jejuni 1名
病原性大腸菌O-1 2名
病原性大腸菌O-25 1名
病原性大腸菌O-8 1名
<2019年6月>
病原性大腸菌O-1 2名
病原性大腸菌O-6 1名
病原性大腸菌O-25 2名
病原性大腸菌O-125 1名
病原性大腸菌O-128 1名
Campylobacter sputorum 1名
Campylobacter jejuni 1名
<代表的な 菌 or ウイルス と 主な原因食品>
病原性大腸菌:特に牛肉 焼き肉はしっかり火を通しましょう。
サルモネラ:特に鶏卵 生卵を食べたとき。火を通しても卵の殻を触っている場合はリスクがあります。
キャンピロバクター:特に鶏肉 しっかり火を通しましょう。
ノロウイルス:二枚貝(カキ・ハマグリなど)
楽に受けよう小松市胃がん検診(内視鏡検診)
楽に受けよう胃がん検診
6月20日から小松市胃がん検診(内視鏡検診)が始まります。
当院では皆さまに安心して検査をうけられるよう3通りの検査方法を用意しております。
①鼻からの胃カメラ
②口からの胃カメラ
③鎮静剤を使用した(眠った状態で受ける)胃カメラ
いずれの方法でも検査が可能です。
①「オエっ」となりにくい、鼻から受ける胃カメラ
鼻の麻酔をし、鼻腔から細い内視鏡スコープを入れて観察します。スコープが細いため、咽頭部を通過する際の苦痛はかなり軽減出来ます。デメリットとしては経口用スコープより画質がやや劣るところと、胃内容物の吸引力があまり無く、丁寧な観察をしようとするとやや時間がかかる、ということです。しかし、この春(2018)導入した新しい経鼻内視鏡スコープ(オリンパスの EVIS EXERA Ⅲ、2018年1月25日販売)は、経鼻内視鏡初のハイビジョン画質を実現したものであり、画質のクオリティが高く、今までの経鼻内視鏡とは違います。これまで患者様に経鼻内視鏡検査はあまり勧めてはいなかったのですが、今は自信を持ってお勧めする事ができます。
*鼻の病気があったり、鼻腔が狭い方にはおすすめしません。
②口からの胃カメラ
一般的には経鼻の方が楽と言えるでしょうが、「鼻から入れられる方が怖い、口からの方が楽」と人によって意見は様々です。
口からのカメラをご希望の方も従来どおり検査が受けられます。
観察の精度で評価すれば経口>経鼻となりますが、新しい経鼻内視鏡スコープ(オリンパスの EVIS EXERA Ⅲ)の登場により、
これまでより観察の精度の差は縮まっています。
③眠った状態で受ける胃カメラ
点滴をし、眠った状態で受けていただく検査です。鎮静剤というものを使用します。
圧倒的に楽に検査が受けれますが、デメリット(こちらを参照してください)もあります。
当院では酸素投与や点滴などを行い、安全に検査が行えるような体制を整えています。血圧や心電図波形、呼吸状態を適宜確認し、細心の注意を払い検査を行います。検査後はゆっくりリカバリールームで休んでいただきます。
過去に内視鏡検査をしたことがあるけど、もう二度と受けたくない、検査は受けたことはないけど不安、恐怖心から検査を受けられない。鼻から受けたこともあるけどつらかった。そういった方は使用を検討されてもよいかと思います。
2018年に販売開始となったオリンパス社の 最新機器EVIS EXERA Ⅲの
紹介と経鼻内視鏡検査(鼻からの胃カメラ)の紹介をした動画です。
当院では経鼻内視鏡のクオリティーの高さに注目し、いち早く導入致しました。
どうぞ一度ご覧になってください。
⬇︎
「動画提供:オリンパス株式会社提供」
CO2送気(より苦痛の少ない内視鏡検査を目指して)
当院では空気より吸収の速やかな二酸化炭素ガス(CO2)を使用しております。
二酸化炭素ガス(CO2)は空気よりも約200倍、腸から血液へ吸収されやすく、息によりすぐに体外へ排出されます。
二酸化炭素ガス(CO2)を使用することで検査時あるいは検査後のお腹の張りがかなり軽減できるため、通常の空気を送り込む検査より楽に検査を受けることができます。
胃カメラでも大腸カメラでも、すべての内視鏡検査に使用しております。
『風疹ゼロ』を目指して
『 “風疹ゼロ”プロジェクト』
2019年2月4日(2月4日は風疹の日!)に日本婦人科学会が
『 “風疹ゼロ”プロジェクト』
を立ち上げました。
以下は2019年“風疹ゼロ”プロジェクト宣言!!からの抜粋です。
2月4日は“風疹の日” キャンペーン宣言
―『“風疹ゼロ”プロジェクト』― 皆で力を合わせて
■30~50代の男性に強く訴えます!
あなたがかかった風疹が職場,家庭で妊婦に感染させる危険性を自覚してください.
(あなた方の世代に風疹患者が特に多く発症しています)
■全国の事業体と一般の皆さんに強く訴えます!
風疹抗体検査,予防接種(MRワクチン)が
この世代に実施されるようただちに行動をとってください.
*わが国でまた風疹が流行しています!!
妊娠20週頃まで(主に妊娠初期)に風疹ウイルスに感染すると胎児が先天性風疹
症候群になるおそれが生じます。
*風疹が流行している地域への海外渡航は風疹ウイルスに感染するリスクがあります.
渡航の際は事前にMRワクチンを接種するなど万全の風疹予防対策をとってください.
また帰国後に発症して周囲に風疹を感染させることもあるので十分に注意してください.
―2019年2月“風疹ゼロ”プロジェクト―
風疹の追加的対策について(厚生労働省ホームページより抜粋)
2022年3月31日までの間に限り、
抗体保有率が低い昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までの間に生まれた男性に対し、
予防接種法に基づく定期接種の対象とし、3年間、全国で原則無料で定期接種を実施
ワクチンの効率的な活用のため、まずは抗体検査を受けていただくこととし、
補正予算等により、全国で原則無料で実施
風しんワクチン
風しんの抗体検査を受けましょう!
平成25年の風しんの流行により、全国では14,300人以上の風しん患者と、30人以上の先天性風しん症候群患者が報告され、平成20年の全数把握調査の開始以降、最大の患者数となりました。
石川県でも、平成25年は例年と比較し、風しん患者数が大幅に増加しました。
風しん患者の流行の中心は20~40代の成人であり、この世代は妊娠を希望する世代でもあります。抗体を持たない又は低い抗体価の妊娠中の女性が風しんにかかると、赤ちゃんが先天性風しん症候群(難聴や心疾患、白内障や緑内障などの障害)を起こす可能性があります。
先天性風しん症候群を予防するためには、予防接種などにより十分な抗体を獲得する必要があります。妊娠を希望する女性や、抗体価が低い妊婦の配偶者などは、一度抗体検査を受けてみて、抗体が十分にあるか、予防接種を受ける必要があるか確認しましょう。
検査の対象者
県内に居住する方で以下に該当する者
- 妊娠を希望する女性
- 妊娠を希望する女性の配偶者などの同居者
- 風しんの抗体価が低い妊婦の配偶者などの同居者
ただし、過去に風しんに係る抗体検査を受けた結果、十分な量の風しんの抗体があることが判明し、当該予防接種を行う必要がないと認められる方は除きます。
(上記は小松市のホームページより引用させていただきました。)
風しんの追加的対策について
2022年3月31日までの間に限り、昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までの間に生まれた男性(対象世代の男性)が風しんに係る定期の予防接種の対象者として追加されました。
上記は石川県のホームページより引用させていただきました。
小松市胃がん検診(内視鏡検診)のお知らせ
こんにちは。今日はとてもいい天気ですね。
朝の通勤時にみえた白山がとても美しく、幸せな気分になりました。
あと、昨日いつもの患者様から素敵なお花をいただきました。
カーネーションとバラです。ちらっとみえる黄色のお花はガーベラです。
いつもありがとうございます。
さて、今日は胃がん検診のお知らせをさせていただきます。
<胃がん検診のお知らせ>
広崎外科医院は2018年から小松市胃がん検診(内視鏡検診)実施医療機関となりました。
先日より2019年度の予約受付を開始しました!
当院の内視鏡検査に関しましては、こちらを参考にしていただけますと大変幸いです。
https://clinic-sora.jp/examination/endoscopy/
検診期間は
6月20日~10月31日(休診日除く)となります。
下記の特定年齢の方が対象となります。
50歳(昭和44年4月2日~昭和45年4月1日)
52歳(昭和42年4月2日~昭和43年4月1日)
54歳(昭和40年4月2日~昭和41年4月1日)
56歳(昭和38年4月2日~昭和39年4月1日)
58歳(昭和36年4月2日~昭和37年4月1日)
60歳(昭和34年4月2日~昭和35年4月1日)
62歳(昭和32年4月2日~昭和33年4月1日)
64歳(昭和30年4月2日~昭和31年4月1日)
66歳(昭和28年4月2日~昭和29年4月1日)
68歳(昭和26年4月2日~昭和27年4月1日)
◆内視鏡検診◆
胃の全摘手術後の方、6ヶ月以内に胃内視鏡検査を受けた方、咽頭・鼻腔の疾患で内視鏡の挿入ができない方、呼吸不全のある方、重篤な心疾患のある方、血圧の極めて高い方は内視鏡検診は受診できません。
ご予約、お問合せは、当院受付までご連絡下さい。
小松市はつらつ健診・長寿健診と同日受診ご希望の場合は予約時にお申し出ください。
「令和」
先ほど(平成31年4月1日現在)平成に代わる新元号が決定しました。
「令和」
とてもいい響き、というのが最初の印象。
上品でかつ奥ゆかしさを感じます。
万葉集「初春の令月にして気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後(はいご)の香を薫す」
から引用したもの。
安倍晋三首相の談話では
悠久(ゆうきゅう)の歴史と薫り高き文化、四季折々の美しい自然。こうした日本の国柄を、しっかりと次の時代へと引き継いでいく。厳しい寒さの後に春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように、一人ひとりの日本人が、明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる。そうした日本でありたい、との願いを込めた、とのことでした。
なんだが、気持ちが高ぶってきますね。
これまでの歴史を大切にしつつ、新しいことに向かって進んでいきたい、
という気持ちになりました。
また、とてもうれしいことに、当院のスタッフの二人の名前(令○さんと、和○さん)を合わせると「令和」でした。
日本中が、希望に満ちあふれる中、当院としてもこれまでの培ったものを大切にしつつ、
新しい未来へ向かって大きく前進し、花を咲かせて生きたいと思います。
どうぞこれからもよろしくお願い致します。
ゴールデンウィークの休診のお知らせ
こんにちは。
桜の開花がもうすぐそこまできてますね。
お花見が待ち遠しいです。
さて、今年のゴールデンウィークのことですが、
新天皇の即位の日に伴う祝日法の規定により、
今年に限り 4月28日(日)から5月6日(月)まで連休となりました。
この措置に従い、当クリニックでも
4月28日(日)から、5月6日(月)まで休診とさせていただきます。
※ 長期処方の方は、お薬にご注意ください。
5月7日(火)からは、平常通り診療いたします。
期間中は何かとご迷惑をお掛け致しますが、
何卒ご理解の程お願い申し上げます。
冬桜
先日花屋をされている患者様から桜をいただきました。冬桜?
桜を温室に置いておくと早めに咲くようです。
窓の外には粉雪が舞い、薄い桜色と非常にマッチしてました。
いつもありがとうございます。
診療後に玄関前で記念撮影。
『始めよう、腸健康ライフ 』
11月24日は広崎外科医院にて初の講演会を行いました。タイトルは『始めよう、腸健康ライフ 〜腸内フローラと健康のおはなし』。
幸いなことに、沢山の方にお越しいただきました。ご参加された皆様、ご協力いただいた明祥様、アルプ様、スタッフに心から感謝申し上げます。それから家族も。
フロアはご参加された方々でいっぱいとなり、併せて行った健康フェアも大盛況でした。
ギリギリまでスライドづくりを行い、最後までリハーサルが出来ずに本番に突入しましたが、何とか無事講演を終えました。どこまで興味を持っていただき、内容を理解していただいたかは分かりませんが、自分としては持てる力を100%出し切りました。
皆様からいただいたアンケートを見直して、今後に生かしていこうと思います。
ご参加された皆様、本当にありがとうございました。
また、このような機会を作っていきたいと思いますので、どんどんご参加下さい。
コミュニティヘルスのあるまちづくり
9月に日本コンチネンス協会北陸支部長であり、コミュニティスペースややのいえ・訪問看護ステーションややのいえ・コンチネンスケアイノベーションセンターおまかせうんチッチ(排泄総合相談、POOマスターの育成等)ちひろ助産院の代表である榊原千秋さんとの合同取材を受けました。その時の取材内容が看護雑誌に掲載されました。その雑誌が昨日届きました❗️
全国でご活躍されている、💩界の神様に少しですが取り上げていただき大変光栄です。
コンチネンスケアとは、すべての人が気持ちよく排泄できる社会づくりを目指すもの。
榊原さんは地域で、そして全国でそれを広げていく活動をされています。
当院には便通で困っている方がたくさんおられます。その中の一人の患者様の主治医ということで、患者様と一緒に来てくださった榊原さんと出会いました。
私は便通を何とかしたい、患者さんに快便を味わってもらいたいという気持ちは人一倍強いです。投薬して終わりというのではなく、生活習慣の指導も重要視してきました。
しかし実際の排便の現場にいるわけではなく、診療後と再診までの間は患者様任せです。
コンチネンスケアに従事されている方は排便の現場にいます。
マッサージをし、患者さんに最適な姿勢をとってもらい、骨盤底筋を手で支え、便の回数・正常を確認し、ときには摘便をする。腸活をサポートし、癒しの場も提供する。
そういった活動をされている方がこんなに身近にいるとは知りませんでした。
コンチネンスケアに従事されている方にしか経験できないもの、また、医師にしか経験できないものもありますので、それを共有させていただき、困っている方に還元していきたいと思います。
また、昨日は榊原さんが運営されているpooマスターの拠点となる「とんとんひろば」がオープンし、見学に行ってきました。
さまざまなことに活用が期待され、榊原さんが目指す、「みんなが幸せと感じることができるコミュニティヘルスのまちづくり」が実現出来そうです。僕も何か一翼を担うことが出来れば良いと思います。
また、💩の絵本に力を入れていらっしゃる絵本作家の村上八千代さんにもお会いすることが出来ました。気さくにお話ししていただき、とてもありがたかったです。
これから私もさらに力を入れていきたいと思います。
講演会のご案内
秋も一段と深まり、紅葉の季節を迎えましたが、いかがお過ごしでしょうか。
大変寒くなってきており、体調を崩しやすい時期ですのでお体に気を付けてお過ごしください。
さて、きたる11月24日、当院にて地域の方々や患者様に向けての講演会を開催致します。
参加費は無料で、予約は不要ですのでお気軽にご参加ください。
禁煙外来(保険適応)
2021年12月13日投稿
禁煙外来で処方している「禁煙補助薬(チャンピックス、ニコチネルTTS)」が、全国的に品不足となっております。
これを受けて当面の間、当院では禁煙外来を一時中止させていただきます。
安定供給が見込まれるようになれば、再開させていただきますので、その際は告知いたします。
何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。
以下は2018年8月の投稿内容となります。
当院では以前より禁煙外来をしてきましたが、今年の8月1日から保険適応での禁煙外来を開始することとなりました。
医師およびスタッフが改めて禁煙の重要性を学び、施設基準(呼気一酸化炭素測定器を備えていることなど)を満たしたため、厚生労働省に届け出を出し、認められました。
禁煙は今からでも遅くはありません。
禁煙数日後には口臭や味覚が改善し、目覚めもよくなるようです。
一ヶ月継続で咳や痰、喘息などの呼吸器症状が緩和されます。
2〜4年で狭心症や心筋梗塞などのリスクが喫煙者と比べて低下します。
これをみて少しでも気になった方、
医師もしくはスタッフにお気軽にご相談ください。
<タバコに含まれる有害物質>
タバコには、約200種類以上の有害物質が含まれています。ニコチン、一酸化炭素、タールなどがその代表です。
一酸化炭素はニコチンと一緒に動脈硬化を促進させます。
喫煙は心筋梗塞や脳梗塞などの血管イベントを引き起こす原因となります。
また、一酸化炭素は酸素の運搬を妨害するため、持久力や作業効率を低下させます。
タバコの煙は、『発がん物質第1群』に分類されています。1群には、ヒ素やダイオキシン、カドミウム、アスベストがあります。これらと同類のものと考えるといかに危険であるかがわかります。
本人のみならず、周囲への影響(受動喫煙)も考えなくてはなりません。
<治療費>
当院では禁煙補助薬として、ニコチンを含むパッチよりはニコチンを含まない飲み薬を使用することの方が多いです。その場合、費用は65,550円かかりますが、3割負担の方で19,660円となります。さらに小松市、加賀市、能美市在住の方であれば、三ヶ月間継続できたことを証明できれば、自治体からの補助金がおりますので、実質1万円程度で治療が受けることが可能です。
お盆休みのお知らせ
下記の期間、お盆休みで休診とさせていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願い致します。
期間:8月13日(月)~ 8月15日(水)
小松市胃がん検診(内視鏡検診)のお知らせ②
こんにちは。今日は少し寒いですね。皆さま、どうかお体にはお気を付け下さい。
前回の「小松市胃がん検診(内視鏡検診)のお知らせ」に追加のお知らせ事項があります。
当院では、通常内視鏡検査にしても胃がん検診にしても、上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)の方法としては3通りあります。
①経鼻内視鏡②経口内視鏡③鎮静下内視鏡 の3つです。
①鼻の麻酔をし、鼻腔から細い内視鏡スコープを入れて観察します。スコープが細いため、咽頭部を通過する際の苦痛はかなり軽減出来ます。デメリットとしては経口用スコープより画質がやや劣るところと、胃内容物の吸引力があまり無く、丁寧な観察をしようとするとやや時間がかかる、ということです。しかし、この春導入した新しい経鼻内視鏡スコープ(オリンパスの EVIS EXERA Ⅲ、2018年1月25日販売)は、経鼻内視鏡初のハイビジョン画質を実現したものであり、画質のクオリティが高く、今までの経鼻内視鏡とは違います。これまで患者様に経鼻内視鏡検査はあまり勧めてはいなかったのですが、今は自信を持ってお勧めする事ができます。
鼻の病気があったり、鼻腔が狭い方にはおすすめしません。
②咽頭麻酔をし、経鼻内視鏡スコープよりは太いスコープを経口的に挿入します。画質は経鼻より良いですが、以前の内視鏡と比べて差は小さいように思います。経鼻スコープとは違いスコープがたわみにくく、スコープの操作性がよいです。その分観察の精度や生検検査の精度(より正確な生検)が上がることはあると思います。胃内容物の吸引のスピードが速く、経鼻に比べ、検査スピードは若干上がるように思います。経鼻内視鏡よりは咽頭部通過時の苦痛はあるかと思いますが、のどを通過してしまえば力さえ入れなければそれほどの苦痛はありません。一般的には経鼻の方が楽と言えるでしょうが、「鼻から入れられる方が怖い、口からの方が楽」と人によって意見は様々です。実は私も『経口派』です。
③点滴をし、眠った状態で受けていただく検査です。鎮静剤を入れて意識レベルを落とすことで、苦痛が緩和されることが期待できます。圧倒的に楽に検査が受けれますが、デメリットもあります。鎮静剤は呼吸を抑制したり、循環動態へ影響するため、ご高齢の方や重い呼吸器疾患や循環器疾患をお持ちの方への使用はしにくいですし、そうではない場合にも細心の注意が必要となります。高齢者では、上記に加え誤嚥や覚醒遅延、転倒などのリスクが高まります。
当院では酸素投与や点滴などを行い、安全に検査が行えるような体制を整えています。血圧や呼吸状態を適宜確認し、細心の注意を払い検査を行います。検査後はゆっくりリカバリールームで休んでいただきます。
過去に内視鏡検査をしたことがあるけど、もう二度と受けたくない、検査は受けたことはないけど不安、恐怖心から検査を受けられない。そういった方は使用を検討されてもよいかと思います。一方で、鎮静剤を使用しなくてもそれほどの苦痛を感じないという方には積極的にお勧めするものではありません。鎮静剤使用のメリットデメリットを十分考慮した上で、使用するかどうかをご検討ください。
『みなさまの安全のため』のお願い
鎮静剤使用から1~2時間は安静が必要です。検査後リカバリールームで休んでいただきます。帰宅可能となったあとも眠気が残り、ふらついたりすることがあります。事故にならないよう十分注意されてご帰宅ください。判断能力も低下しておりますので検査当日は終日運転不可となります。重要な判断を必要とするお仕事などもお控えください。ご高齢の方は可能な限りご家族とご一緒にお帰り下さい。
小松市胃がん検診(内視鏡検診)のお知らせ
広崎外科医院は今年から小松市胃がん検診(内視鏡検診)実施医療機関となりました。先日より平成30年度の予約受付を開始しました!
当院の内視鏡検査に関しましては、こちらを参考にしていただけますと大変幸いです。
https:/clinic-sora.jp/examination/endoscopy/
検診期間は 6月20日~10月15日となります
前年度に市の胃内視鏡検診を受けていない方で、下記の特定年齢の方が対象となります。
50歳(昭和43年4月2日~昭和44年4月1日)
54歳(昭和39年4月2日~昭和40年4月1日)
58歳(昭和35年4月2日~昭和36年4月1日)
62歳(昭和31年4月2日~昭和32年4月1日)
66歳(昭和27年4月2日~昭和28年4月1日)
◆内視鏡検診◆
胃の全摘手術後の方、6ヶ月以内に胃内視鏡検査を受けた方、咽頭・鼻腔の疾患で内視鏡の挿入ができない方、呼吸不全のある方、重篤な心疾患のある方、血圧の極めて高い方は内視鏡検診は受診できません。
ご予約、お問合せは、当院受付までご連絡下さい。
小松市はつらつ健診・長寿健診と同日受診ご希望の場合は予約時にお申し出ください。
電子カルテ運用開始
5月14日(月)から電子カルテ運用を開始しました。
慣れない運用のため何かと要領が悪く、皆様には大変ご迷惑をおかけしております。
しかし、これまで通りの診療の質を保つべくスタッフ全員でカバーし合い、少しずつではありますがいい方向に向かっている実感はあります。より質の高い医療提供を目指して、これからもスタッフ一同頑張って参りますのでどうか宜しくお願い致します。
OLYMPUSの挑戦
今回はかなり専門的な話になります。ご興味のある方はご覧ください。
先日EVIS EXERA ⅢのGIF-H190スコープでの経口内視鏡検査を施行させていただきましたが、予想以上のハイクオリティーな画質に驚きました。あまりに画質がよく、内視鏡の動きに映像がずれなくついてくる感じであったため、最初は画面が迫ってくるような感覚を覚えました。これまでのOLYMPUSの内視鏡(H290など)はカメラの動きに対して少しゆっくり映像がついていくる感じであったところが、EXERA Ⅲ GIF-H190は内視鏡の早い動きにもついてくる感じでした。自分がイメージした感覚よりも先にカメラが粘膜に近づいていくような感じがありとてもリアルで、思わずモニターを押して距離をとったことを覚えています。(画面表示を縮小することでこの感覚は解消されました。)初めて富士フィルムのLASEREOを使用した感覚とよく似ていました。おそらくこれまでのOLYMPUSがこだわり続けた面順次方式ではなく、同時方式を取り入れたことによることと、後で記載するCCDの画素の微細化による影響と考えられます。
これまでの面順次式では単色のCCDを使用し、赤緑青の3原色フィルターを通した光を順番に照射しその合成像を画像として得ていました。よって、面順次方式では同時方式より高画質な画像が得られますが、原色の信号が同時に得られないため動きの速い被写体では 色ズレがおこりやすいです。一方、同時方式では色ズレはおこりません。しかしその反面同時方式では高解像度化のためにCCDの画素数を増やすことが必要になりますが、画素数の多いCCDは大きく、内視鏡が太くなってしまいます。
しかし、技術の進歩によりCCDの画素の微細化、つまりは小型化に成功し、オリンパスは同時方式でも面順次方式に劣らない画質を得ることに成功したのです。同時方式の欠点を克服しました。
とにかく鮮明な画像で驚きました。中遠景のNBI:Narrow Band Imaging(狭帯域光観察)もとても視認性がよく感動しました。当然内視鏡はあくまで道具でありますので、病気を見落とさない丁寧な観察を忘れてはいけません。
オリンパスはこれまでの面順次方式に加えて、同時方式をものにしました。今後このCCDが面順次方式に採用されれば、さらなる画質の向上が望めます。H290の後継機が楽しみです。そして今後さらにCCDの画素の微細化に成功すれば、画質の向上や細径化(患者の負担軽減)、さらには用途拡大にも繋げることができるでしょう。H190の後継機は一体どのようなものになるのかと期待が膨らみます。今回のオリンパスのチャレンジが日本の内視鏡レベルの向上に繋がり、それが多くの方の病気の早期発見に繋がればと思います。
今回オリンパスを採用しましたが、富士フイルムの内視鏡も素晴らしいと思っております。両社のさらなる向上を期待すると共に、内視鏡によって救われる方々が全世界で増えていくことを切に願います。
OLYMPUS EXERA Ⅲ
広崎外科医院では今年の春より私(広崎拓也)が副院長として就任することになりました。これまで研修医2年間を含めて約12年の間、500床規模の病院で内科として多くの経験をさせていただきました。院長が専門とする外科領域はもちろんですが、内科領域のサポートも、これまで以上のサポートが可能となります。特に私の専門とする消化器内科領域には力を入れていきたいと考えており、この度内視鏡システム・超音波診断装置を一新しました。内視鏡室も新しくし、リカバリールームも新たに設けました。今後も患者様が安心して検査を受けられる環境づくりを目指していきます。
内視鏡システムについてですが、この度経鼻内視鏡初のハイビジョン画質を実現したオリンパスの EVIS EXERA Ⅲ(2018年1月25日販売)を導入しました。これまでの経鼻内視鏡は、画質が悪いことが最大のデメリットでした。この最大のデメリットを克服したEXERA Ⅲの経鼻内視鏡(GIF-XP190N)なら、自信を持ってみなさまにお勧めすることが出来ます。もちろん経口内視鏡 (GIF-H190)のメリットも大きいので、上手に使い分けて行くことが大切であると考えております。大腸カメラ(PCF-H190DL )もスコープの挿入性が向上しており、患者様の苦痛低減に繋がるものと考えております。胃カメラ(上部消化管内視鏡)は経鼻内視鏡(GIF-XP190N)と経口内視鏡 (GIF-H190)の二種を、大腸カメラ(下部消化管内視鏡)はPCF-H190DI を用意しました。合わせて三つのラインナップを揃えております。検査ご希望の方はお気軽にご相談ください。
ホームページ作成
今春(2018)から副院長に就任した広崎(廣﨑)拓也です。
1月に大阪でホームページ作成の講習を受けました。誰でも自由に無料で利用できるオープンソースのソフトウェア「WordPress」を利用して作成しよう、といった内容の講習でした。
本日から本格的に新しいホームページを作成開始します。
一般公開はまだまだ先ですが、なるべく早く公開できるよう頑張ります。